うちの会社だけかもしれないが、だいたい毎年下期になると予算が厳しくなってくる。
海外出張が制限されたり、残業規制が入ったり、設備投資を減らしたり、キャッシュアウトを抑えにかかる訳である。
そうなると必ず議題に上るのが「業務の効率化」というやつである。
会議時間を減らすために立ち会議(椅子なし)にするとか、メールのポップアップ通知をやめるとか、朝早く出社しましょうとか、そうい分かりやすいハウツー的なものをマネージャー連中が真剣に議論するわけである。
彼らは年俸制なので、どれだけ夜遅くまで会議しても残業代は発生しないので、好きにしてもらえばいいのだが、余計なお世話を昼礼やメール、掲示で全員展開するのは、うっとおしいのでご遠慮願いたいところだ。
もっと課題の分解と作業化や、計画と進捗管理の効率化に真剣に取り組んでもらいたい(取り組みたい)のだが、そういうところは往々にして精神論的なアプローチに邁進してやまないのが、日本企業の性なのかもしれない。
適切なマネージメントというやつは、以外に難しい。
サラリーマンのの永遠のテーマでかもしれない。